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あごがずれると神経が圧迫されて腰痛が引き起こされる

公開日: : 最終更新日:2015/07/12 腰痛の知識

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あごのずれを治す「アウアウ体操」

あごのずれによる影響は、ほとんどの場合、首のこりや腰のこりとなって現れます。

頭は首に支えられており、頭にぶら下がっているあごも、首に支えられていることになります。そのため、あごがずれると、ぶら下げている筋肉(抗重力筋である側頭筋)だけでなく、頭を支えている首の筋肉も緊張
します。

さらに、頭があごのずれに引かれて傾こうとするので、これに抵抗しようとして首周りの筋肉も硬直するのです。

このため、あごのずれは三叉神経(目やあごの働きを支配する脳神経)の異常や脳への血流を阻害し、非常に多くの問題を生じます。例えば、頭痛、精神的な問題、免疫系や内分泌系の異常などです。

また、上半身はその中心に1本の背骨(脊柱)があり、その背骨は腰に支えられています。あごは、首の骨(頚椎)とつながり、首の骨から順次、胸の骨(胸椎)、腰の骨(腰椎)とつながっているのです。

そのため、あごがずれると、つながっている部分が次々に傾いたりねじれたりして、上半身を支えている腰の筋肉が緊張し、腰にコリや痛みが生じます。さらに、神経が圧迫されて腰痛が引き起こされるのです。

このように、あごのずれと腰痛には密接な関係があります。そこで、あごのずれを治すことが腰痛解消の重要なポイントとなるのです。

丸山剛生先生の咬合医療センターでは、こうしたあごのずれを治すために、患者さんにあごを正しい位置に戻すマウスピースのような装置(MFAという)を着けてもらっています。しかし、すぐにこの方法を実行できない人も多いでしょう。そこで、簡単な方法としてお勧めしたいのが、「アウアウ体操」です。

 



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