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人間の腰には大きな力がかかっている

公開日: : 腰痛の知識

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腰椎を中心に体のバランスを保つ

人間の体は、腰椎を支点として、前方の上半身の重さと後方の腰背筋の力とのバランスをとっています。これは「シーソーの原理」と同じで、シーソーの一方の端には上半身の重さが乗り、もう一方の端を「腰背筋」の力で押さえているようなものです。そして、支点である腰椎には上半身の重さの2倍の力がかかります。

腰から上の重さは体重の約60%もあり、腰椎にはその2倍の力がかかるので、自然に立っているだけで、体重の約1・2倍の圧力がかかるわけです。

これは理論的な計算ですが、実際の計測では、直立時に第3腰椎にかかる力は、その人の体重とほぼ同じであることが証明されています。

無理な姿勢が腰痛の原因になる

自然に立っているだけで、腰には体重の1~1・2倍もの力がかかっています。無理な姿勢をとったり、重い荷物を持ったりしたときは、もっと大きな力が腰にかかります。

前かがみの姿勢をとったときは、上半身の重さがかかる位置が腰から遠くなり、それと釣り合うために腰背筋は力を増します。つまり、その分、支点である腰椎には余計な力がかかるのです。前かがみの姿勢をとったとき、立っているときの倍の力、つまり体重の2倍以上の力がかかります。

また、体から離して荷物を持った場合は、荷物の重さの11倍もの力が腰椎にかかるという計算になります。軽い荷物でも、腰には意外に大きな力がかかっているのがおわかりでしょう。

シーソーならば支点からの距離を調節することができますが、背骨にぴったりとくっついて支えている腰背筋は
離れるわけにいきません。圧力=腰背筋の力を増すことで釣り合いをとるようにしますが、腰背筋の力が弱いとバランスがとれないで、腰椎に無理な偏った力がかかます。これが、腰を傷める原因になるのです。

 



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