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腰痛のタイプの違い

公開日: : 腰痛の知識

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痛みのタイプさまざま

ひと口に腰痛といっても、痛み方はさまざまです。痛みのタイプについて、基礎的なことを知っておくと、医師に症状を説明する際などに役立ちます。

①時間の経過-急性か慢性か

突然、起こった痛みなのか、いつのまにか始まっていて、がまんできないほどになったのはいつごろかなどです。

②体の動きとの関連性-動くと痛いか、じっとしていても痛いか

動くと痛みが強くなるのを「運動時痛」といい、じっとしていても痛いのを「自発痛」といいます。

一般的に、老化による腰椎の変性が原因の場合は、静かにしていると痛まないのに、運動時痛が生じることが多いものです。運動時痛には、ある特定の動作をすると痛む場合と、体を動かすだけで痛む場合があります。

自発痛は、腰椎の骨折・炎症など重い病気でみられますが、それ以外の内臓の病気や感染症、腫瘍などが原因の場合もあります。

とくに、がまんできないほどの痛みがあり、熱や冷や汗が出る場合は、緊急を要することもあります。

③痛みの範囲-腰だけか、腰以外にも広がっているか

痛みは腰だけなのか、体のほかの部分も痛むのかは、診断のうえで重要です。とくに、お尻や足まで痛むときは、神経の圧迫が考えられます。

腰以外の部分の痛みには、「放散痛」と「関連痛」があります。放散痛は、動いたときなどに、他の場所が響くように痛むものです。関連痛は、動作には関係なく、内臓の病気と連動するように腰背部が痛みます。



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