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椎間板ヘルニアによる腰痛には化学物質が関係していた

公開日: : 椎間板ヘルニア, 腰痛の原因

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化学物質が働くのは主に急性期

最近では、神経を圧迫するヘルニアという物理的因子だけでなく、化学的因子も椎間板ヘルニアによる腰痛の発生にかかわっていることが分かってきました。

何らかの原因で椎間板に亀裂が入ると、髄核のなかに存在する「TNF・α」という化学物質が漏出し、この化学物質の働きでその周辺に炎症が生じ、痛みを起こすという考え方です。

前に説明した椎間板ヘルニアが自然に縮小・消失していくときに、ヘルニアがある状態でもすでに症状が軽快していることもうまく説明がつきます。それは、腰痛初期にTNF・αが漏出し腰痛を起こしたが、漏出による炎症が治まり症状もよくなった、だが、椎間板ヘルニアはまだ存在しているというわけです。

これならば椎間板ヘルニアがあっても腰痛がないことをうまく説明できます。

化学物質が働くのは主に急性期で10日~2週間だと思われます。急性腰痛が1~2週間で自然とよくなることとも符合しており、専門家にとっても説得力のある考え方ではあります。

 



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