*

椎間板ヘルニアによる腰痛には化学物質が関係していた

公開日: : 椎間板ヘルニア, 腰痛の原因

017

化学物質が働くのは主に急性期

最近では、神経を圧迫するヘルニアという物理的因子だけでなく、化学的因子も椎間板ヘルニアによる腰痛の発生にかかわっていることが分かってきました。

何らかの原因で椎間板に亀裂が入ると、髄核のなかに存在する「TNF・α」という化学物質が漏出し、この化学物質の働きでその周辺に炎症が生じ、痛みを起こすという考え方です。

前に説明した椎間板ヘルニアが自然に縮小・消失していくときに、ヘルニアがある状態でもすでに症状が軽快していることもうまく説明がつきます。それは、腰痛初期にTNF・αが漏出し腰痛を起こしたが、漏出による炎症が治まり症状もよくなった、だが、椎間板ヘルニアはまだ存在しているというわけです。

これならば椎間板ヘルニアがあっても腰痛がないことをうまく説明できます。

化学物質が働くのは主に急性期で10日~2週間だと思われます。急性腰痛が1~2週間で自然とよくなることとも符合しており、専門家にとっても説得力のある考え方ではあります。

 



関連記事

慢性腰痛を引き起こす正しくない姿勢

  体の生理的湾曲をチェック 慢性腰痛で、おもに痛みを感じるのは脊柱起立筋群や

記事を読む

腰痛は人間の宿命の病

人間が2本足の動物だから 「なぜ腰は痛むのだろうか」-こんな問いに対する究極の答えは、「人間が

記事を読む

腰痛にならない歩き方

正しい一歩一歩が自分の体をケアしている 年を取ったら、歩くのが遅くなったという声をよく耳に

記事を読む

「AKA-博田法」のおかげで30年ぶりに腰が軽くなった

AKA-博田法で椎間板ヘルニアが改善した健康雑誌記者の体験談です。 椎間板ヘルニアの手術を

記事を読む

雨が降る前には必ず腰が痛む?

低気圧が交感神経に影響 「雨が降る前には必ず腰が痛む」、「湿気の多い日には痛みが増す」など

記事を読む

  • 寝ている間に腰の痛みが解消
  • 腰痛改善ストレッチ【福辻式】
PAGE TOP ↑