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腸腰筋を鍛えて腰痛を防ぐ「正しい歩き方」

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癖のない正しい歩行とは

正しい姿勢で歩くことは、一歩ごとに自分で自分の体をケアしていることだといっても過言ではありません。手を自然と大きく振ることで、体の左右のバランスを調整する効果もあります。

では、実際にどのような歩き方が癖のない正しい歩行だといえるのでしょうか。ポイントは大きく3つあります。

①つま先とひざが同じ方向を向いている。

②歩隔は狭く、5~10センチにする。

③歩幅は広く、50~70センチある。

高齢で腰やひざの痛みを抱えている方には、この正しい歩き方を指導し、その場で歩いていただきます。すると、はとんどの患者さんは痛みを感じずに楽に歩けるようになります。

そうはいっても、皆さんはこれまで何十年も自己流の歩き方で毎日を過ごしてきたわけです。歩き方の癖を変えることは、一朝一夕にできることではありません。

ですから、正しい歩き方を段階を踏んで体に落とし込む必要があります。その方法として、最初は2週間かけて①をマスターします。意識しなくても①ができるようになつたら、次の2週間では、①に加えて②を意識するというように、注意することを一つずつ増やしていくのが近道です。

同様に、次の2週間では、①と②に加えて③意識し、順に練習していきます。頭で考えるのではなく、体で覚えてください。このようにすると、10週間で正しくきれいな歩き方が自然にできるようになります。同じ時間を歩いても、歩く距離がぐんと伸びて、腸腰筋が強化されたことも実感できるはずです。

心臓や肺の機能も活性化

正しくきれいな歩き方を一度身につけたら、こっちのものです。普段の移動だけでなく、積極的にウオーキングを楽しんでください。

正しい歩き方で、ウオーキングを行えば、腰痛を予防・改善するだけではありません。心臓や肺の機能が活性化するので、代謝もよくなります。大股で歩くため、必然的に腕を大きく振りますから、下半身だけでなく上半身の筋肉も伸縮できます。エネルギー消費量が増え、やせやすい体になるのです。

また、歩くことは重力に逆らっているわけですから、骨には負荷がかかっています。適度な負荷がかかることで、骨密度が上がり、骨は強くなります。

腰痛を寄せつけず、健康的に生きるためにも、正しく歩くことを心がけましょう。

 



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