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慢性腰痛も予防できる呼吸法「クンバハカ」

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お尻を締める深呼吸で心と体を整える

普段は、ほとんど意識することのない呼吸ですが、もしも、呼吸ができなくなったら…、そう、死んでしまいます。私たちの体にとって不可欠な、まさに、ライフラインともいえる呼吸をここで見直したいと思います。

私たちが普段、無意識にしている呼吸は、肺の上部にしか空気が入っていないことをご存じでしたか。しかも、たとえば100の酸素を取り入れたとしても、息を吐くときに二酸化炭素などとともに7~8割の酸素は放出されるといわれています。

肺が最大限に働けるよう、深呼吸を生活習慣の中に取り入れましょう。肺が大きく動くようになると、肺活量がアップします。肺活量がアップすると、息切れしなくなる、基礎代謝(安静時に消費するエネルギー)や基礎体温が上がる、疲れにくくなる、病気を予防できる、やせやすい体になる、実年齢より若く見える、などいいこと尽くめです。

なかでも、次に紹介する深呼吸は、エネルギーのある空気を体に取り入れて、体内にたまっている毒素やよくないものを吐き切るという呼吸法です。

その呼吸法こそ、日本人初のヨガ伝道者・中村天風氏が心身の統一法として今から90年以上前に指導した「クンバハカ」と呼ばれる方法です。日本を代表する企業の創始者をはじめ、歴代大臣やスポーツ選手なども、その教えを学び多くの功績を残しています。

口から長く息を吸い、鼻から息を吐くのですが、同時に肛門をキュッと締めるのが特徴です。別名、「肛門締め」「お尻締め」とも呼ばれ、よく知られています。

クンバハカのやり方

①足を肩幅に開いて立ち、肩の力が抜けるように親指を内側にして軽く手を握る

②お尻には力を入れないで肛門を軽く締め、鼻から息をスーッと吐き切る

③息を吐き切ったら、丹田のある下腹部にギュッと力を入れて、同時に肛門をギュッと強く締める

④肛門を軽く締めた状態に戻し、口から息を長く吸う。息を吸い切ったら、再び②を行う。これを1回として、②~④を2回くり返す。何回行ってもよい。

 



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