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心身を健康にする呼吸法「クンバハカ」

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緊張感が解けてリラックスできる

体内にたまっている毒素やよくないものを吐き切るという呼吸法が「クンバハカ」と呼ばれる呼吸法です。日本を代表する企業の創始者をはじめ、歴代大臣やスポーツ選手なども、その教えを学び多くの功績を残しています。

口から長く息を吸い、鼻から息を吐くのですが、同時に肛門をキュッと締めるのが特徴です。別名、「肛門締め」「お尻締め」とも呼ばれ、よく知られています。

実際にやってみるとわかりますが、肛門を締めることは下腹部に力を入れないとできません。下腹部には、東洋医学で「丹田(たんでん)」と呼ばれる体のエネルギーが集まるところがあり、「体と心の肝」ともいえる部分です。そこを働かせるわけですから、自然と心も整っていきます。精神を安定させる方法としても有効です。

さらにお尻には骨盤があり、骨盤の中央にある仙骨の前側には自律神経(血管や内臓の働きを意思とはかかわりなく調整している神経システム)の1つである副交感神経がクモの巣状に張られています。副交感神経は私たちの体をリラックスさせる神経です。

「クンバハカ」を行うと、副交感神経が優位になります。緊張感が解けてリラックスできるので、腸腰筋の収縮によって起こる慢性腰痛も予防できるのです。

腰痛の予防法としてももちろんですが、心身を健康にする呼吸法として、幅広く皆さんにおすすめします。

クンバハカのやり方

①足を肩幅に開いて立ち、肩の力が抜けるように親指を内側にして軽く手を握る

②お尻には力を入れないで肛門を軽く締め、鼻から息をスーッと吐き切る

③息を吐き切ったら、丹田のある下腹部にギュッと力を入れて、同時に肛門をギュッと強く締める

④肛門を軽く締めた状態に戻し、口から息を長く吸う。息を吸い切ったら、再び②を行う。これを1回として、②~④を2回くり返す。何回行ってもよい。

 



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