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腰痛の検査の進め方

公開日: : 腰痛の治療

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問診は診察の重要な出発点

最近は画像検査など、検査機器が発達してきましたが、画像による検査のみで、病気を見つけることはできません。画像検査は、整形外科医が、診察室で行う問診や身体所見、理学検査などで疑った診断を、確定するためのものです。

問診がすべての診察や検査の出発点ですが、じつは医師は、患者さんが診察室に入ってきた瞬間から観察しています。姿勢、歩き方、椅子への座り方などを見れば、腰や背骨になにか異変が起きているかどうかが、だいたいわかります。

問診では、医師が質問する形で、痛みの場所や程度、起こったきっかけなどの症状や、生活習慣などについてくわしく聞きます。できるだけ具体的に話すことが大切です。

神経的な症状があれば必ず伝える

腰痛の原因が、単なる打撲や筋肉の使いすぎであれば心配ないのですが、骨の変形などが原因だと、神経障害の有無が重要になります。背骨には、さまざまな臓器につながる神経が通る脊柱管があり、脊柱管に圧迫がかかったり、狭くなっていると、痛みだけでなく、しびれやマヒなどの神経的な症状

高齢者ですと、歩きにくいとか動きにくいのを、本人も周囲も年のせいと思いがちですが、背骨の変形による神経障害が原因の場合もあります。また、神経障害によって、排尿や排便が困難になったり、下腹部や性器に違和感が現れる場合もあります。

腰とは関係ないと自己判断せずに、こうした症状があれば、必ず医師に伝えるようにしてください。

現在の痛みが起こったきっかけだけでなく、ずっと昔にかかった病気やけがの情報も重要です。

骨の変形はゆっくりと何年もかかって進行することがあり、本人も忘れているような軽微な事故が現在の腰痛につながっていることがあります。また、若いころにかかった結核の菌が、治ったあとも体内に潜んでいて、高齢になってから脊椎に炎症を起こすこともあります。

「こんなことまで言わなくてもいいだろう」と自己判断せずに、できるだけくわしく医師に伝えることが大切です。



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