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慢性腰痛は悪い姿勢などが引き起こす「生活習慣病」

公開日: : 腰痛の知識

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痛みが起こらないしっかりとした土台づくりをすることが必要

慢性腰痛は悪い姿勢などが引き起こす「生活習慣病」です。

つらい腰痛をなんとかしたいと思うあまり、さまざまな治療法を試す人もいるでしょう。それで改善すればいいのですが、多くの人は治らないままで、「この腰痛は何をやっても治らない」と心の中で半ばあきらめているのではないでしょうか。

治らない治療は、貴重な時間と大切なお金の無駄です。これは、病院や治療院に行かなくてもいいといっているわけではありません。痛みがひどいときには、むしろ、プロの治療や施術を受げて、痛みを早く緩和することが大事だと思います。

たとえば、1週間に1~2回、1時間ほどかけてていねいに体をほぐして痛みを散らし、骨格や筋肉を整えたとします。しかし、筋肉に治療後のよい状態を保つ能力がなければ、体は元の悪い状態に戻ってしまいます。筋肉の状態だけでなく、普段、どのような姿勢で生活しているかということも影響します。

次のような姿勢や動作に心当たりはありませんか。猫背で、あごを突き出した姿勢でパソコン作業をする。楽だからといって、横座りになったり足を組んだりする。腰を丸めて、がに股でドタドタ歩く-。体を支える筋肉を施術でゆるめたとしても、こうした悪い姿勢や動作を改めない限り、痛みはくり返すのです。

逆に、毎日を正しい姿勢で生活すれば、骨格のゆがみは改善されていきます。筋肉そのものの働きもよくなるので、血行も改善します。

また、正しい姿勢を保つことに加え、筋力や筋肉の柔軟性の低下を予防して、痛みが起こらないしっかりとした土台づくりをすることが必要です。

これこそが、腰痛の根本治療です。患者さん一人ひとりが、自分の体の使い方を知ってもらうことが、治療の効果をより高める近道なのです。

 



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