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非特異的腰痛では、できる範囲で普段の活動を続けることが大事

公開日: : 腰痛の知識

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普段の生活をしたほうが、結果的に改善する

「腰痛には安静が必要」という思考そのものが、「動けばまた腰痛が起こるのではないか」という不安や恐怖を強め、過度に腰を守る「恐怖回避思考」につながります。

コルセットの装着にも、同じことが言えます。コルセットは、一時的な腰の保護に役立つ場合もありますが、腰痛への不安や恐怖を助長するという弊害のほうが大きいと考えています。

「これがないと、また腰痛になる」という気持ちが、恐怖回避思考につながり、腰を保護し過ぎて筋肉を弱める結果にもなりかねません。

では、どうすればこの悪循環から抜け出せるでしょうか。

非特異的腰痛だとわかったら、特別に安静にはせず、できる範囲で、普段の活動を続けることです。

特に「腰痛持ち」の人は、本格的な痛みになる前にも、腰の重だるさや違和感を感じた時点から、安静に努めたり、コルセットを使ったりすることが多いものです。そういうことはやめて、普段の活動を行うようにします。

「特異的腰痛の場合、安静はかえって痛みを悪化させる」「普段の生活をしたほうが、結果的に改善する」と、しっかり認識しておく必要があります。

それとともに、腰に重さや違和感を感じたとき、腰に負担をかける動作の前後などに、ぜひお勧めしたいのが、「これだけ体操」です。3秒くらいでできるごく簡単な体操ですが、腰にかかった負担をリセットし、腰痛の発症や悪化を防ぐのに大きな力を発揮します。



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