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腰痛の改善には足指のつま先まで使うことが重要

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足が内旋してしまい腰痛を引き起こす

メディカルトレーナーの夏嶋隆先生が、足指のつま先を使うことの重要性に気付いたのは、バレーボールの実業団のコーチをしていた30年前です。

バレーボールは、ジャンプカが必須のスポーツです。夏嶋先生は、なぜジャンプカがある選手とない選手がいるのかを考えました。

そして、ジャンプカのない選手たちを観察していると、ジャンプするときにタイムラグというか、ずれがあること。歩き方がおかしいことがわかりました。それは、腰痛で苦しんでいる選手たちも同じでした。

なぜ、そのようになるのか。選手たちの体を見てみました。すると、足指のたこのできる位置に共通点があったのです。

たこは、垂心が集まる位置です。ジャンプカがない選手や、腰痛を持っている選手は、第1指(親指)の横(内くるぶし側)にたこがあります。つまり、重心がずれているということです。重心がずれていては、高く跳べないし、跳べたとしても腰を痛めるのは当然です。

では、なぜ重心がずれるのかというと、それは、母指球(足の親指の付け根の膨らんだ部分)から動きだすからです。

母指球を使おうとすると、親指は地面につきません。すると、ひざが内側に入ります。つまり、足が内旋してしまうのです。

足が内旋すれば、ひざに悪いのはもちろん、腰痛の原因とされる仙腸関節(骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節)のずれも引き起こします。

夏嶋先生は、足指のつま先まで使うよう、指導しました。

ところが、足指のつま先を使わせたくても、選手たちの背屈した足指を触るだけで「痛い」と言います。足の指が地面につかない「浮き指」になっている選手もいました。

この変形した足指を見て、まずは足指をしっかり曲げるべきではないかと思ったのです。



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