*

腰痛の改善には足指のつま先まで使うことが重要

043

足が内旋してしまい腰痛を引き起こす

メディカルトレーナーの夏嶋隆先生が、足指のつま先を使うことの重要性に気付いたのは、バレーボールの実業団のコーチをしていた30年前です。

バレーボールは、ジャンプカが必須のスポーツです。夏嶋先生は、なぜジャンプカがある選手とない選手がいるのかを考えました。

そして、ジャンプカのない選手たちを観察していると、ジャンプするときにタイムラグというか、ずれがあること。歩き方がおかしいことがわかりました。それは、腰痛で苦しんでいる選手たちも同じでした。

なぜ、そのようになるのか。選手たちの体を見てみました。すると、足指のたこのできる位置に共通点があったのです。

たこは、垂心が集まる位置です。ジャンプカがない選手や、腰痛を持っている選手は、第1指(親指)の横(内くるぶし側)にたこがあります。つまり、重心がずれているということです。重心がずれていては、高く跳べないし、跳べたとしても腰を痛めるのは当然です。

では、なぜ重心がずれるのかというと、それは、母指球(足の親指の付け根の膨らんだ部分)から動きだすからです。

母指球を使おうとすると、親指は地面につきません。すると、ひざが内側に入ります。つまり、足が内旋してしまうのです。

足が内旋すれば、ひざに悪いのはもちろん、腰痛の原因とされる仙腸関節(骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節)のずれも引き起こします。

夏嶋先生は、足指のつま先まで使うよう、指導しました。

ところが、足指のつま先を使わせたくても、選手たちの背屈した足指を触るだけで「痛い」と言います。足の指が地面につかない「浮き指」になっている選手もいました。

この変形した足指を見て、まずは足指をしっかり曲げるべきではないかと思ったのです。



関連記事

「これだけ体操」でギックリ腰の不安から解放された

つらかったギックリ腰がらくになり坐骨神経痛も改善した東京都 43歳 大学職員 女性の方の体験

記事を読む

腰痛やひざ痛、股関節痛などを改善する「足首回し」

ゆがみの連鎖が痛みを招く 「足首回し」は、腰痛やひざ痛、股関節痛などの改善に役立つことから、所

記事を読む

保冷剤を手で握るだけで腰痛や関節リウマチが改善していく

「ステロイド剤が効く病気」に効果あり! 体を温めることが、健康によいことは、よく知られています

記事を読む

腹筋を強くする筋力トレーニング

健康な状態の腰椎は、側面から見ると前方にゆるやかな凸型のカーブを描いています。背筋のトレーニ

記事を読む

腰痛に効果のある遠絡療法での腕もみのやり方

腰の痛む場所によって、刺激するポイントや方法が異なります。自分の症状によって、選んでください

記事を読む

  • 腰痛改善ストレッチ【福辻式】
PAGE TOP ↑