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生活習慣の改善で腰痛症を防ぐ

公開日: : 腰痛を予防する生活術

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ふだんから背筋や腹筋を運動によって鍛えておく

腰の痛みの半数以上を占めるのは、一般に「腰痛症」と呼ばれる疾患です。筋肉が原因でおこることが多く、検査などで原因を特定することができません。

腰痛症の三大要因は、「悪い姿勢」「肥満」「運動不足」といわれます。いわば現代人のライフスタイルを反映した要素でもあり、ある意味で腰痛症は生活習慣病のひとつといえるかもしれません。

もともと日本人は姿勢の悪さでは悪名高い民族ですが、インターネットの普及により、家庭でも座りっぱなしでパソコンに熱中する人が増え、前かがみの姿勢から腰痛や肩こりを引き起こすケースが多くなっています。

「肥満」について言えば、ファーストフードをはじめとする食生活の欧米化が、第一の要因としてあげられるでしょう。

肥満になると、増えた体重分の重みが腰にかかるため、腰椎や椎間板を傷めやすくなります。妊婦に腰痛を訴える人が多いのも、同じ理由によるものです。

「運動不足」については、いまさら指摘するまでもないでしょう。電気製品の普及や車社会の浸透によって、私たちの生活におけるふだんの運動量は、歴史上かつてないほど限られたものになってしまっています。

運動が不足すると、背筋や腹筋などの筋力がおとろえるため、背骨をまっすぐに支える力が弱まってしまいます。結果的に背骨を支えている腰椎に負担がかかり、腰椎が耐えきれなくなって腰痛を起こします。

運動不足と肥満は互いに関連し、「運動しないから太る」「太っているから体を動かすのがおっくうになる」といった悪循環におちいりがちなのも問題です。逆に言えば、ふだんから背筋や腹筋を運動によって鍛えておけば、多少たくさん食べても肥満を心配する必要はないわけです。

腰痛症は1度発症すると、2度3度と繰り返して起こりやすくなります。痛みが慢性化してしまってから泣くことのないよう、規則正しい食生活と適度な運動を心がけましょう。



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