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腰痛の検査

公開日: : 腰痛の治療

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骨量検査(骨密度検査)

腰痛の原因が、骨租しょう症による骨の変形や骨折によるものと疑われる場合、「骨量検査(骨密度検査)」を行います。

骨量計測には、これまでさまざまな検査方法が考案されましたが、現在、主流になっているのが「DXA法(デキサ法)」と呼ばれる装置です。正式には「二重エネルギーⅩ線吸収法」といい、高低2種類の波長を持つ微量のⅩ線を当て、骨の透過度の違いを利用して骨量を測定する方法です。

安全かつ正確に、全身の骨のどこでも測定できて、しかも約10分程度の短時間しかかからないので、広く普及し
ています。

もうひとつ、これからふえてくると予想されているのが、「超音波法」です。骨に超音波を当てて、伝達の速度や強さの変化を利用して測定する方法で、簡単に測れて、結果がすぐに出るのが特徴です。

血液や尿の検査

腰痛は腹部の臓器や泌尿器系の異常によるものが約20%、婦人科系の病気によるものが約10%で、残りが整形外科の領域である骨や筋肉などに原因があるとされています。

そのため、整形外科で血液検査や尿検査を行うことは珍しいことではありません。

また、細菌などの感染による骨の炎症や、がんの骨転移が疑われる際にも、血液検査や尿検査を行います。

血液検査には、一般検査と生化学検査があります。血液一般検査は、赤血球や白血球、血小板など、血液中の固形成分を調べる検査で、健康診断などで行うものと同じ内容です。血液生化学検査は、血液の液体部分(血清) に含まれるさまざまな物質の量を分析するもので、疑われる病気によって調べる成分が違います。

尿検査は、おもに腎臓や泌尿器の病気が疑われる場合に行います。



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