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腰痛に効くおなかもみは1週間ほど続けると効果的

公開日: : 腰痛を改善する運動・動作

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触れることのできるインナーマッスル

それではここで、おなかもみの方法を紹介しましょう。おなかもみは、あおむけになり、左右の腸骨(骨盤の左右上部を占める扁平な骨)に両手の指をそれぞれかけ、骨盤の内側に向かって指を押し込んでいく、という方法を破り潰す。

このとき、指で触れることができるのが、腸腹筋の一部(腸骨筋)です。別名インナーマッスルとも、深腹筋とも呼ばれる腸腰筋は、体の奥深くにあることで知られていますが、自分で触れることのできる、数少ないインナーマッスルの一つです。

腸腰筋の一部に一定の刺激を加えることで、腸腰筋全体をゆるめることができます。「イタ気持ちいい」と感じられるくらいの強さがポイントです。言い換えれば、「ツンと痛みのある」刺激です。そのくらいの刺激を与えることで初めて、脳に刺激情報が届き、脳から「その筋肉をゆるめて、血流をよくせよ」という指令が出ます。これによって腸腰筋がゆるむのです。

患者さんの中には、たった1回のおなかもみで腰痛が治った、と一言う人もいますが、できるだけ1~2週間程度、継続して行うほうが効果的です。

もちろん、おなかもみをすれば、すべての慢性腰痛が治るというわけではありません。腰痛を引き起こす姿勢の悪さを正したり、運動不足を解消したりといった日常生活が重要であることは、言うまでもありません。

おなかもみは、実際に腰痛があるときでも有効ですが、腰に腫れがあったり、熱を持っている場合は控えてください。



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