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腰痛を予防する靴の選び方と歩行のポイント

公開日: : 腰痛を予防する生活術

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靴の選び方:クッション性を重視して選ぶ

足にぴったり合わない靴は、しばしば腰痛の元凶になります。また、腰に痛みがあるときに合わない靴を無理にはいていると、痛い部分をかばって姿勢が不安定になるため、さらに痛みを悪化させることになってしまいがちです。

自分に合う靴を選ぶためには、はいてみたときにかかとや足回りがしっかりと固定されているか、5本の指をまっすぐに伸ばせて、中で指が動くかどうかといった点を慎重にチェックしてください。

腰に直接負担をかけない靴という意味で言えば、ポイントは一にも二にもクッション性です。

靴底が硬くて薄いはき物は、すぐに腰を傷めてしまいます。つっかけるタイプのサンダルやぞうりなどは、底がベラペラと薄いものが多く、歩くときの安定性も悪いので、長時間の歩行には向きません。

ハイヒールを長時間はき続けることも、確実に腰へ悪影響を及ぼします。

ふだんばきにおすすめしたいのは、やはり歩行専用にデザインされたウォーキングシューズです。このタイプの靴は甲の幅が普通の靴より広めに設計されており、全体に厚さのある靴底でクッション性を高めています。

さらに、かかとの部分をよりクッション性の高い素材などで補強しているため、着地したときの衝撃をスムーズに吸収し、腰にダメージを与えにくいメリットをもっています。

ただし、どんなに理想的な靴をはいていたとしても、長時間歩き続けるのは、やはり傷んだ腰にとってよくありません。ウォーキングをするときは、こまめに休憩をとって足と腰を休ませ、痛みを感じたら無理に歩き続けてはいけません。

また、アスファルトの舗装道路は、土の地面に比べてより重力を吸収しにくいため、ずっと歩き続けていると健康な人でも腰を傷めてしまいます。腰痛運動のひとつとしてウォーキングをとり入れるのであれば、なるべく土手や緑地などの自然道を選んで歩くとよいでしょう。

バランスを改善して歩行を楽に

ふだん通る道に坂道や階段が多い人は、つえを有効に活用しましょう。腰にかかる衝撃を緩和できるだけでなく、姿勢を安定させて背骨を正しいカーブに保つうえでもおすすめです。

折りたたみ式のステッキであれば、バッグにしのばせてもかさばらないうえ、万一痛みが生じたときもすぐにとり出せるので、1本もっていると重宝します。

すでに相応の痛みをもつ人には、足底板を利用する方法があります。どちらかといえば、腰痛よりひざ痛の治療法として用いられることが多いのですが、.体重をバランスよく両足にかけることで歩行を楽にできるため、腰の痛みにも有効に活用できます。

医療用の足底板ほど本格的なものでなくても、靴に市販のインソール (中敷)を敷くだけでも、かなり歩行バランスを改善することができます。

スポーツショップなどに行くと、街歩きにも適するウオーキング用からトレッキング用まで、さまざまなインソールが売られています。腰痛予防用としては、手はじめにこうしたインソールを使ってみるのもよいでしょう。



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