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「これだけ体操」で腰痛がほとんど起こらなくなった

公開日: : 腰痛を改善する運動・動作

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手術を勧められたほどの腰痛が改善した東京都 42歳 看護師 女性の方の体験談です。

5分も歩かないうちに足が強くしびれる

私が腰痛に悩むようになったのは、30歳のころからです。今から約13年前になります。

腰痛が始まった当初、整形外科を受診すると「形成不全性すべり症」と診断されました。

形成不全性すべり症とは、脊椎すべり症の一つで、生まれつき腰椎がズレてすべり、それが神経を圧迫して、腰痛とともに神経痛のような症状が起こってくる病気とのことでした。

整形外科では手術を勧められましたが、手術が必ずうまくいくとは限りません。手術は怖いという気持ちもあり、断りました。病院を替え、痛み止めを飲みながら腰の様子を見ることにしたのです。それ以来、腰痛ベルトを手放せなくなりました。

腰の根本的な治療をしていないため、腰痛そのものの状況は変わりません。薬をやめれば腰の痛みが出てくるといった状況が、長年、続きました。

私の腰痛は、おしりの右側の下部、右足のつけ根の上あたりが特に痛みます。そして、この腰痛よりも、足のしびれがつらいのです。

ショッピングに行くと、5分も歩かないうちに足がしびれてきます。特に右足に強いしびれを感じます。歩くことや立っていることがつらくなり、座って休まなければなりません。

私の職業は看護師ですが、こうした腰や足の状態では、仕事がとてもしんどくつらいものになります。

腰痛に安静はいらないという新常識に驚く

そんな私の腰の状態を変えてくれたのが、松平浩先生です。

春先に実施された松平先生の講義では、1分間の短い映像などから腰痛に対する新しい考え方を学び、「3秒!これだけ体操」を教えていただきました。その様子は、『NHKスペシャル』の腰痛特集でも取り上げられたのです。

これまでの私は、腰が痛くなったら安静が基本と思っていました。また、腰痛ベルトも可能な限り長く着けたほうがいいと考えていました。

しかし、松平先生によれば、最新の研究ではどちらの考えも否定されているということです。腰痛があっても、急性期の痛みでない限り、体をできるだけ動かしたほうがいい。コルセットや腰痛ベルトなどには頼らないほうがいい…。どちらの考えも、私にとっては日から鱗が落ちるほどの感動でした。

今では、職場での朝礼時には、みんなでこれだけ体操を必ず行っています。また、仕事中でも腰に違和感があるときには、これだけ体操を行っています。自宅でも、気付いたときに、これだけ体操を行うようにしました。腰を動かすことを怖がらずに、なるべく積極的に体を動かすように努めました。

この体操は、いつでもどこでも簡単にできます。時間もかからないため、忙しい職務の間にも、毎日、行うことができるのです。

これだけ体操で私の人生は変わった

始めて2週間ほどたったころから、腰の状態がよくなりました。1カ月たっころには、腰痛は大きく改善していました。気付いたときには、腰痛自体がほとんど起こらなくなりました。

仕事上、高齢者の介助で大きな負担が腰にかかると、痛みが出ることは今でもあります。それでも以前と比べれば、腰の状態はとても安定しています。

なにより、5分歩けば、しびれていた右足がしびれません。今では、30分以上歩いても、しびれが出ないのです。

「NHKスペシャル」をご覧になった人の中には、私が腰を振って動かしている様子を覚えている人もいるでしょう。実は、少し前までは、このような動きをすると腰痛が起こり、とてもできなかった動きなのです。

「腰に違和感があっても、これだけ体操をすればいい」-本当にたったこれだけのことですが、これだけ体操が私の人生を大きく変えてくれました。今では腰に対して不安や恐怖心を抱くこともなく、仕事に打ち込むことができます。

これだけ体操と新しい腰痛の考え方を教えていただいた松平先生に、とても感謝しています。

東京大学医学部附属病院特任准教授 松平浩先生の解説

「形成不全性すべり症」は珍しい病気です。このいかにも恐ろしそうを病名が、腰痛に対する強い不安と恐怖心を
植え付けたに違いありません。

その結果、腰を大事にし過ぎる恐怖回避思考が強化されてしまったのでしょう。

恐怖回避思考は、脳機能の不具合を招き寄せ、脳内の痛みを鎮める機構の働きを低下させて腰痛の回復を大きく妨げます。

これだけ体操で腰をそらしたとき、足にしびれや痛みが出ないのならば、病名は忘れましょう。体操を続けることで、腰の不具合が調整されていきます。それとともに、腰を動かしても痛くないという自信が積み重なり、恐怖回避思考が解消され、腰痛がよくなってきたと考えられます。



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