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「これだけ体操」でギックリ腰の不安から解放された

公開日: : 腰痛を改善する運動・動作

つらかったギックリ腰がらくになり坐骨神経痛も改善した東京都 43歳 大学職員 女性の方の体験談です。

突然のギックリ腰で身動きができなくなる

私がギックリ腰になったのは、今年2月半ばの金曜日のことです。

そのとき、私はカゼをひいていて、ひどいセキに悩まされていました。その金曜日の朝、洗面台で前かがみになって歯を磨いている最中に、せき込んでしまったのです。その瞬間、腰に激痛が走りました。

何年か前にも、私はギックリ腰を経験しています。一度目のギックリ腰は、腰椎の一部がズレる感覚がありましたが、それほど重症になりませんでした。しかし今度は、一度目以上にそのズレる感覚が強まり、明らかに重症です。ギックリ腰が起こった直後から、痛みのためにその場で身動きができなくなってしまったほどです。

手持ちの痛み止めの薬を飲むと、腰の激痛は弱まりましたが、腰の状態そのものに変わりありません。

週明けには、どうしても休めない大事な仕事が待っていました。そのことを考えると、「このままで大丈夫だろうか?」と、不安になってきます。そこで助けていただいたのが、腰痛が専門の東京大学医学部附属病院松平浩先生でした。

始めた1回目から体操の効果を実感

知人を介して松平先生とは面識があり、腰痛の治療に関してすばらしい実績があることを聞いていました。私としては、一刻も早く回復したい事情があったため、土曜日に知人を介して松平先生に相談してもらったのです。

松平先生からは、私の腰に関してのいくつかの質問が届き、それに答えた後に、「3秒!これだけ体操」を教えていただきました。

腰をそらすことでギックリ腰を悪化させる心配もありましたが、松平先生を信じ、早速、これだけ体操を行ってみました。すると、その1回目から早くも腰が少しらくになった感覚があったのです。「これはいい!」と、朝晩行うことを決めました。

すると、翌日の日曜日には、腰の状態がかなり改善し、痛みも治まってきました。なにしろその日の昼には、1日に三度服用していた痛み止めの薬を飲み忘れてしまったくらいです。夕方には、歩いて買い物に行けるところまで回復しました。

昨晩までは、腰が痛くてあお向けになることもできず、眠るのにも一苦労でした。しかし、日曜の晩には、あお向けに普通に寝られるようになったため、寝付きもスムーズです。

このような経過から、これだけ体操の効果には心から驚きました。その後も、1日1回は体操を行うように心がけています。こうして続けていたところ、ギックリ腰以外の効果も現れてきました。

座っていられない足のしびれもなくなった

私はこの1年間、座骨神経痛のような症状にも悩まされてきました。少し座っているだけで、主に右の太ももの裏がしびれてくるのです。短い時間ですらそんな調子でしたから、長時間座り続けることはつらいものでした。私の仕事はデスクワークがメインのため、本当にまいります。

今年の初めには、整形外科で私の座骨神経痛について調べてもらいました。ですが、レントゲンを見ても異常は見つかりません。診断に納得がゆかず、「こんなにつらいのだから、そんなはずがない!」と、思わず担当医に食い下がってしまったほどです。

私の足のしびれは、体の機能的に見ればなんら問題がありませんでした。診断名も付かないために治療手段もなく、痛み止めを飲むくらいで、我慢を続けるほかないのです。

しかし、これだけ体操を続けていたところ、しびれは次第に改善していきました。気付けば、足のしびれが、長時間座っていても気にならなくなったのです。仕事上でも、この効果には本当に助けられました。

また、これだけ体操を毎日続けていると、ギックリ腰に対する不安や怖れがなくなります。この体操を知っているだけで、「またギックリ腰になり、腰の激痛に悩むのではないか」という悩みが解消できるのです。

「腰痛や足の痛みやしびれがこんなにつらいのに、整形外科で検査をしてもどこにも異常が見つからない」-こうした理不尽な経験をしている人は、私に限らず、たくさんいらっしやることでしょう。そんな人にとって、これだけ体操は心強い味方となってくれると思います。

東京大学医学部附属病院 松平浩先生の解説

ギックリ腰を経験すると、腰痛に対する恐怖心が生まれ、腰を大事にし過ぎるようになります。これが恐怖回避思考です。

これだけ体操は、ギックリ腰を引き起こした腰の不具合を整えながら、腰を動かしても平気なのだという安心感を与えることで、恐怖回避思考の克服に役立ちます。

脳と腰の二つの不具合を上手に調整できたことがギックリ腰からのいち早い回復につながったのでしょう。

座骨神経痛の人でも、これだけ体操で腰をそらし、足に響くような痛みやしびれが出たり、症状がより悪化しないならば、体操を行いましょう。体操を続けることで、座骨神経痛による諸症状を改善できる可能性があります。



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