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腰痛の改善や予防に「耳つかみ」は効果的

公開日: : 腰痛を改善する運動・動作

肩の力を抜いてから上がっている肩を下げる

耳つかみをやる前には、自分の体のゆがんでいる方向を知る必要があります。

日常生活で同じ姿勢や同じ動作をくり返しているなかで、体の使い方には一人ひとり固有のクセが生じています。そのクセによって、体が左に傾いているのか、右に傾いているのかといった、背骨のゆがみ方に違いが現れてくるのです。

・ゆがみの方向の調べ方

ゆがみの方向の調べ方は、二つあります。自分がわかりやすい方法で確かめてください。

①鏡で確認する

正面を向いて鏡の前に立ち、左右の肩の位置を比べてみてください。左肩が下がっていれば左に傾いています。右肩が下がっていれば右に傾いているということです。

②片足で立つ

鏡を見てもわかりにくい場合は、片足で立ってみましょう。左足で立ったときのほうが安定している人は、左に傾いています。逆に、右足で立ったときのほうが安定している人は、右に傾いています。

耳つかみのやり方

自分の体がどちらに傾いているかがわかったら、耳つかみを始めます。立って行っても、いすに座って行ってもかまいません。

①右に傾いている人は右手で、左に傾いている人は左手で、反対側の耳の上端を軽くつかみます。

②耳をつかんだら、両肩の力を抜きます。

③耳をつかまれている側の肩を、少し下げます。その状態を3秒間保ち、指を離します。

①~③を3回くり返します。

ポイントは、耳をつかんだときに、いったん両肩の力を抜くことです。そうすると、肩と連動している骨盤が緩んで、正しい位置に戻る準備が整います。

そのうえで肩を下げると、肩は斜め後ろに、骨盤は斜め内側に動きます。これが、軸がまっすぐに整った本来の状態です。

肩の力を抜かずにいきなり下げてしまうと、骨盤が緩んでいないので、正しい位置にうまく戻すことができません。無駄な力を抜いて、リラックスした状態で行うようにしてください。

耳つかみは、3回を1セットとして、1日3セットを目安に行いましょう。3セットは朝昼晩に分けて行っても、暇なときに行ってもけっこうです。重いものを持ったあとや、読書・パソコン作業などで一定の姿勢を長時間続けたあとは、必ず行うといいでしょう。

手術後も続いていた腰の違和感が治まった

耳つかみを行って体の軸が整うと、負荷が均等にかかります。そのため、左右どちらかに負担がかかって起こる筋肉の張りが取れてきます。背骨のゆがみがなくなることで、神経系統も正常に機能するようになるでしょう。それによって、腰痛が改善します。

慢性的な腰痛はもちろん、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、椎間板ヘルニア(背骨の骨と骨の間にある椎間板がつぶれて起こる病気)、座骨神経痛などにも効果が期待できます。

腰痛の人の場合、耳つかみを行うと、たいていはその後1~2カ月で腰痛が軽減しています。

最初に述べたように、ほとんどの人は背骨がゆがんでいるものです。腰痛の改善、または予防にも、耳つかみを行うことをお勧めします。

→骨盤から背骨のゆがみを改善する方法「耳つかみ」



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