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「横向き足抱え」と「腰丸め体操」は、脊柱管狭窄症以外の腰痛ではやってはいけない

ほかの病気が原因で起こる足腰の痛みには不向き

なぜ、「横向き足抱え」と「腰丸め体操」が有効なのでしょうか。

腰を丸めると、脊柱管が広がり、神経の圧迫が減少します。すると、酸素や栄養が行き渡って、傷んだ神経の回復を助けるのです。

そして、体操をくり返せば、傷んでいた神経が少しずつ修復され、痛みやしびれが取れてきます。さらに、動かしにくかった腰の可動域が広がるといった効果も期待できます。

ただし、「横向き足抱え」と「腰丸め体操」は、あくまでも脊柱管狭窄症の症状を和らげる体操です。したがって、椎間板ヘルニアや閉塞性動脈硬化症など、ほかの病気が原因で起こる足腰の痛みには、不向きです。

また、骨租しょう症や圧迫骨折のあるかた、ガンによって起こる腰痛にも、お勧めできません。

注意点としては、非常にまれなことですが、脊柱管狭窄症のなかでも、腰を丸めると神経が押されて症状が悪化する人がいます。この体操をやってみて、症状が悪化した場合は、すぐに中止してください。

「がんばらない」が症状緩和のポイント

竹谷内先生はいつも、「脊柱管狭窄症は生活習慣病です」と患者さんにいっています。症状を緩和するには、神経をいたわりながら生活をすることが、なによりも大切です。脊柱管を広げる体操を行うだけでなく、日常生活でも注意をしてください。

例えば、下半身に痛みやしびれが起こったら、がんばって歩き続けたり、立ち続けたりしてはいけません。このとき、神経は無理な刺激を受けています。自分では「がんばって病気と戦っている」つもりかもしれませんが、逆に、神経を傷つけ、症状の悪化につながります。

痛みやしびれが出たときは、「腰丸め休憩ポーズ」を取ってください。腰かける場所がない場合に、役立つ姿勢です。

足を肩幅に広げ、ひじを伸ばして手をひざに当て、腕で上体を支えます。痛みやしびれが治まるまで、1分ほどキープしましょう。この場合も、腰を丸めることを意識してください。

人目が気になるようなら、靴ひもを結ぶふりをして、しやがむのも手です。とにかく、つらくなったら腰を丸めて、神経を解放する習慣をつけましょう。

→脊柱管狭窄症による痛み・しびれを軽減する「横向き足抱え」と「腰丸め体操」

脊柱管狭窄症による腰痛を軽減する「横向き足抱え」と「腰丸め体操」のやり方



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